三宮再開発 神戸市役所・新2号館の基本計画を決定、25〜26年度に完成めざす

20200331市役所2号館スケジュール

 神戸市は老朽化のため建て替える市役所本庁舎2号館の基本計画を決定したと発表した。今月19日で閉鎖した2号館の跡地に整備し、「連絡ロビー」「新庁舎・にぎわい施設」の2段階で整備する。新庁舎・にぎわい施設には市役所の執務室が入居するほか、都心・三宮と旧居留地や今後再開発する新港地区の結節点になる立地を生かして音楽ホールやホテル・商業施設などの入居を予定。全体で2025〜26年度の完成を見込む(表=神戸市の発表資料より)。基本計画は30日付で決定した。

 基本計画を決定したことで、2020年度には(1)閉鎖した2号館と別館の解体(2)連絡ロビーの設計(3)新庁舎・にぎわい施設の開発会社選定--の作業を順次進める計画だ。市役所1号館と旧3号館跡地に建設中の中央区総合庁舎、2号館の新庁舎を渡りろう下で接続するのが「連絡ロビー」。閉鎖した2号館などの解体が終わり次第着工し、23年度にも完成させる。その後、新庁舎・にぎわい施設を着工し、2〜3年の工期で完成させたい考えだ。

 建物の規模は、連絡ロビーが延べ床面積5000平方メートル、新庁舎・にぎわい施設が5万5000平方メートルをめどにする。このうち、にぎわい施設(集客・商業機能)の面積は約2万1000平方メートルを想定した。新庁舎・にぎわい施設の一部が1号館と同程度の高層ビルになる可能性もある。

 事業手法については検討の余地を残した。神戸市は土地を保有したまま開発会社に定期借地権を付与し、建物全体を民間が整備する方式を想定。民間が所有する複合ビルで、庁舎部分や音楽ホールは神戸市が買い取るか、賃貸で入居する考えだ。開発を民間に任せることでオフィスビルなどの開発のノウハウを導入するのと同時に、開発費用を抑える。具体的な事業の枠組みを、選定した開発会社などと今後詰める。

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