神戸製鋼、コベルコマテ銅管の譲渡「6月末まで」に再延期 ファンドが求める
- 2020/03/31
- 18:48
神戸製鋼所は31日、投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP、東京都千代田区)に譲渡することが決まっている子会社「コベルコマテリアル銅管」の譲渡日を「6月30日まで」に変更すると発表した。当初は3月2日計画したが、その後3月31日に変更。今回は再延期になった。
神戸製鋼によると、新型コロナウイルスの感染拡大による環境変化などを背景に、JIPが譲渡の延期を求めたという。JIPは古河電気工業が展開する銅管・銅板事業も買収し、コベルコマテリアル銅管と統合させる計画を昨年9月に表明していた。古河電も神戸製鋼と同様に31日、事業売却の時期が「6月下旬まで」に延びたと発表した。
コベルコマテリアル銅管は神戸製鋼が55%、三菱マテリアルが45%を出資する共同出資会社。神戸製鋼と三菱マテリアルの銅管事業を統合した。JIPへの譲渡後も神戸製鋼はコベルコマテリアル銅管の株式を10%保有。残りの90%をJIPが保有する。
神戸製鋼によると、新型コロナウイルスの感染拡大による環境変化などを背景に、JIPが譲渡の延期を求めたという。JIPは古河電気工業が展開する銅管・銅板事業も買収し、コベルコマテリアル銅管と統合させる計画を昨年9月に表明していた。古河電も神戸製鋼と同様に31日、事業売却の時期が「6月下旬まで」に延びたと発表した。
コベルコマテリアル銅管は神戸製鋼が55%、三菱マテリアルが45%を出資する共同出資会社。神戸製鋼と三菱マテリアルの銅管事業を統合した。JIPへの譲渡後も神戸製鋼はコベルコマテリアル銅管の株式を10%保有。残りの90%をJIPが保有する。
譲渡日の変更による神戸製鋼の連結業績への影響は軽微としている。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 大丸神戸店、3月の売上高35.5%減 新型コロナで客数減・臨時休業も影響 (2020/04/01)
- 山本住友ゴム社長「会社の変革を“自分事”に」 新入社員に動画通じて訓示 (2020/04/01)
- 神戸製鋼、コベルコマテ銅管の譲渡「6月末まで」に再延期 ファンドが求める (2020/03/31)
- ビオフェルが新工場建設、主力の整腸剤など生産能力を拡大 全額を自己資金で (2020/03/30)
- ワールド社長に鈴木専務が昇格、上山社長は代表権ある会長に 寺井氏は取締役退任 (2020/03/30)
広告
chevron_left
三宮再開発 神戸市役所・新2号館の基本計画を決定、25〜26年度に完成めざす home
アサヒHDが非鉄業界初の「グリーンボンド」条件決定 私募で50億円
chevron_right