ワールドマスターズ、五輪新日程の影響など協議の方針 準備は当初日程で継続

 2021年5月に開催を予定している生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の組織委員会は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期した東京五輪・パラリンピックの新たな日程が決まったことによる影響などについて、主催団体の国際マスターズゲームズ協会(本部・デンマーク)や各種目の競技団体と協議に入る方針を示した。組織委の会長を務める井戸敏三・兵庫県知事と松本正義・関経連会長(住友電気工業会長)が連名でコメントを発表した。

 新たに決まった東京五輪の日程は2021年7月23日〜8月8日、パラリンピックは8月24日〜9月5日。同年の5月14日に開幕を予定しているワールドマスターズゲームズとは会期が重ならないこともあり、引き続き当初の日程で開催することを前提に準備を続ける。ただ、各団体との協議の中で必要であれば日程を見直す可能性もあるようだ。開催は新型コロナの影響が収束することも前提条件になる。

 ワールドマスターズゲームズは、これまで五輪の翌年に開催してきただけに、開催の趣旨との兼ね合いで日程を変更するか、なども協議の対象になるとみられる。日本で開催する21年の大会は、兵庫県を含む関西の2府7県で、35競技59種目の世界大会を開催。30歳以上であれば誰でも競技に出場でき、2月から募集を始めた。すでに1万人を超える応募が集まっている。

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