2月の兵庫県有効求人倍率1.26倍、2年10カ月ぶり低水準 「コロナ影響に注意」

 厚労省の兵庫労働局が31日発表した2月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍と、前月に比べて0.05ポイント低下した。2カ月連続の低下で、2017年4月以来2年10カ月ぶりの低水準になった。有効求人数が前月比で3.3%減少し、有効求職者数は0.1%の減少だった。

 急速に情勢が変化する可能性があることなどから、足元の兵庫県内の雇用情勢判断については発表資料への記載を見送った。代わりに兵庫労働局は報道機関に対し、「求人が求職数を上回って推移しているが、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に十分注意する必要がある」とのコメントを示した。

 雇用の先行指標とされる新規求人倍率は1.93倍。前月比0.17ポイント上昇と2カ月ぶりに前の月を上回った。

 企業の新規求人(原数値)は前年同月比17.6%減と、2カ月連続の減少。業種別では、建設業が26.7%減、製造業が29.5%減、運輸業・郵便業が4.5%減、卸売業・小売業が23.8%減、宿泊業・飲食サービス業が3.0%減、医療・福祉で11.8%減などと、主要な業種で軒並み減少した。半面、不動産・物品賃貸業は16.7%増だった。

 全国統計では、厚生労働省が発表した同じ月の有効求人倍率(季節調整値)は前月に比べ0.04ポイント低下の1.45倍。2年11カ月ぶりの低水準だった。

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