アシックスが8日ぶりに反発 東京五輪、開催地変更の可能性後退の見方か

20191231神戸株ワッペン

 23日の東京株式市場ではアシックス(7936)が10日以来8営業日ぶりに反発した。終値は前日比60円(8.29%)高の784円だった。一時は786円まで上昇した。日銀が2004億円と大量の上場投資信託(ETF)を買い入れたことで、相対的に流動性の低い銘柄の株価が上昇した流れに乗った。加えて国際オリンピック委員会(IOC)が22日に、大会の延期を含めて検討して4週間以内に結論を出すと発表。これで「五輪が日本以外の場所に移される可能性は後退した」との見方も同社株に見直し買いを入れる手がかりとの見方もあった。

 仮に新型コロナウイルスの感染が広く拡大して東京で五輪が開催できないと判断されれば、ロンドンやパリといった競技場などインフラに強みがある都市に開催地を変更するとの見方が以前は多かった。ただ、ここに来て欧米で、日本以上に新型コロナの感染が拡大。他都市での開催も難しい状況との見方が広がっている。このため「延期になったとしても日本で開催すれば、日本のスポーツメーカーとしてアシックスが世界に存在感を示す機会になる」といった見立ても買いの一因との指摘が聞かれた。

 国内のスポーツメーカーではヨネックス(7906)、ミズノ(8022)もそろって反発。半面、ラグビートップリーグが残り全試合の中止を決めたのが伝わったこともあり、ゴールドウイン(8111)は大幅安。


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