ドンク、イースターの菓子「コロンバ」今年も販売 4月1日から

20200318コロンバ

 パンを製造販売するドンク(神戸市東灘区)は4月1日に、イタリアなどでキリスト教の復活祭「イースター」に食べる菓子「コロンバ」(写真=ドンク提供)を旗艦ブランドであるドンクなど5ブランドのベーカリー全142店舗で発売する。コロンバはイタリア語で、復活の象徴であるハトのこと。今年は4月12日に当たるイースターを祝う菓子として、古くから親しまれている。ドンクでは1970年代から50年近く、この時期に販売している。

 バターと卵をたっぷり使用するイタリア発祥の発酵菓子「パンドーロ」がベース。ハトが羽根を広げた形を模して作る。生地にはオレンジピールを入れ、アーモンドペースト、あられ糖をトッピングしてふんわりと焼き上げる。パンドーロは黄金のパンという意味。バターと卵によって黄金色で、とけるように柔らかい食感が特徴という。パネトーネなどイタリア発祥の発酵菓子を核に展開する商品ブランド「サンレモ」の商品として販売する予定だ。

 4月14日までの期間限定。長さ27センチメートル、幅20センチ、高さ7センチの「大」は2160円(税込み)。長さ16センチ、幅11センチ、高さ5センチの「小」は562円(同)の予定だ。ドンク、ドンクエディテ、ジョアン、マリー・カトリーヌ、ドミニック・ジュランの5ブランド、全国の142店舗で販売する。

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