井戸兵庫知事、新型コロナで東京五輪「議論するには早すぎる」 海外動向に関心

20200316井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は16日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が東京五輪の開催に影響するかとの記者の質問に「それを議論するには早すぎる」との認識を示した。井戸知事は「一番心配なのは、日本が(ウイルスを)押さえ込めても海外で抑え込めるかどうか」と指摘。「地球規模で判断した時に(流行の状況が)どうなっているのかは気になっている」と、述べ、国際オリンピック委員会(IOC)が判断の材料にする可能性もある海外の動向に関心を持っていることを示した。

 井戸氏は「来年5月のワールドマスターズゲームズ2021関西にまで影響が出るほど、長引かれては困る」とも話した。「というのも、海外からの(出場の)応募が順調でない」「そういう状況も踏まえて、(海外のウイルスの動向を)注視をしている」という。ワールドマスターズゲームズ2021関西は、おおむね関西広域連合の参加府県市を会場に35競技、59種目を開催する生涯スポーツの祭典。井戸氏も水泳で出場登録した。

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