井戸兵庫知事、新型コロナの経済対策「広域連合で相互に参考」「第2弾」も念頭

20200315広域連合コロナ対策

 兵庫県の井戸敏三知事(関西広域連合長)は15日午後に兵庫県災害対策センター(神戸市中央区)で開いた関西広域連合の「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」第1回終了後に記者会見した。感染防止を目的とした外出を控える動きの影響を受けた、中小企業などへの対策について井戸知事は、「どこの県がどういう対応しているか整理したので、相互に参考にする」と述べ、経済対策についても情報共有を進めていることを説明した。

 足元の経済情勢については「たとえば観光業界では、ぱたっとお客が止まり、観光バスはキャンセルが相次いでバスを動かせない状況が出てきている」との現状を指摘。このため政府の資金などを活用する中小企業向けの3月期末対策のほか、各府県独自の対策が動き始めていると説明した。そのうえで「社会生活の維持と、経済的な持続をどのように確保していくか、に対応する場面はもうすぐ」との見通しを示し、改めて新型コロナによる経済対策の第2弾も念頭にあるとの認識を語った。

 この日の関西広域連合の対策本部会議では、医薬品やマスクなど医療資材・器材の相互融通や人材の広域融通、広域的な患者受け入れなどについて確認。住民や企業などへの呼びかけも広域調整するほか、デマ情報を打ち消す情報の発信など正確な情報提供についても連携することなどを確認した。今後は関西広域連合と相互応援協定を結ぶ関東地方の9都県市や、九州ブロック知事会など他のブロックや、全国知事会とも連携して応援体制を強化する考えという。(写真は冒頭であいさつする井戸氏)

 会議に出席したのは本部長を務めた兵庫県の井戸敏三知事のほか、徳島県の飯泉嘉門知事、京都府の西脇隆俊知事、鳥取県の平井伸治知事、京都市の門川大作市長など関西広域連合に参加する各自治体の首長または副知事・副市長、防災担当者など。神戸市からは寺崎秀俊副市長が出席した。

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