神戸製鋼が下値模索の展開、300円割れ 日経平均が1128円安が影響

20191231神戸株ワッペン

 3日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が3日続落した。終値は前日比15円(4.76%)安の300円だった。一時は283円まで下落と、2016年9月末の10株を1株に併合して以来の安値を模索する値動きになっている。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界景気の悪化を懸念して、景気敏感株である鉄鋼株が売られる流れがあった。さらに13日は日経平均株価の下げ幅が1128円(6.08%)安と広がったことで、日経平均に連動して売られた面も大きい。

 株式併合を考慮して実質的に株価をさかのぼると、すでに過去20年間にはなかった安値水準になっている。2020年3月期は赤字予想のためPER(株価収益率)は算出できないとはいえ、製鉄所や発電所などの広大な土地や設備を保有するにもかかわらず、PBR(株価純資産倍率)は0.14倍と超低水準。同社が保有する1株あたり純資産を株価が大きく下回る状況とあって、指数の影響がなければ説明しづらいほど株価が下落しているとの指摘もある。

 神戸市に本社を置く企業の銘柄では、神戸製鋼と同様に日経平均採用銘柄である川重(7012)も大幅安。終値は前日比110円(7.17%)安の1425円だった。

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