神戸市20年度、公募債1250億円を発行へ 通年の事務主幹事に三菱UFJモルガン

20200312発行計画

 神戸市は2020年度、共同地方債を除く単独で1250億円の公募地方債を発行する計画を12日までに明らかにした。20年度は年間を通じで主幹事を固定。全年限の事務を担当する主幹事には三菱UFJモルガン・スタンレー証券を指名した。主幹事をあらかじめ決めておくことで、市場環境や資金需要に応じた、より機動的な起債運営をめざす。

 全年限で野村証券が共同主幹事を務める。さらに5年・10年債では大和証券が、20年債などの超長期債ではSMBC日興証券が、それぞれ共同主幹事になる。起債するごとに主幹事を決めていた従来の方式では、課題が見つかっても次回の起債に引き継がれないケースが多かったうえ、主幹事選定にも多くの手間や時間をかける必要があった。

 年限ごとの発行計画は、5年債と10年債は合計で500億円、20年債などの超長期債は合計450億円を予定する。年限を決めず、市場動向をふまえて機動的に調達方法を決める「フレックス枠」は300億円とした(表)。市場金利が低水準のため、住民参加型の「こうべ市民債」は引き続き発行を休止する。

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