ポートピアホテル、夜空に浮かぶハートで暖かな気持ちに 稼働率低下で空室活用

20200309ポートピアホテル

 神戸ポートピアホテルは9日、本館の山側(北側)にある客室の照明で夜空に浮かぶ「ハート」のマークを作った。新型コロナウイルスの感染が国内でも拡大するなど不安を誘うニュースが多い中で、「少しでも暖かな気持ちになれるような話題を提供したい」(広報担当者)として企画した。同ホテルも新型コロナに警戒して外出を控える動きを背景に、稼働率が低下。空いた客室の照明を利用した。ハートの投影は12日までの午後7〜9時ごろに実施する。

 同ホテルの稼働率は現在、約2割にまで低下しているという。宿泊客の部屋はすべて海側(南側)に集め、全室が空室になった山側の客室の照明を点灯したうえで、窓際に電気スタンドを置いてハートの模様を作った。もともとアジアからの宿泊客は少なかったため、訪日外国人観光客が急減した時点での影響は軽微だった。ただ、足元で外出を控える動きが強まると、国内からの観光客が急減。テレワークへの切り替えなどで出張の宿泊客も急速に減った。

 加えて、多くの人が集まるため感染リスクが高まるとして、パーティー・宴会にキャンセルが相次いだ。多くの来場者が取り分け用のトングなどを共有するブッフェ専門のレストランは、9〜15日に臨時休業する。館内の他のレストランでも、サラダバーなどは中止し、すべて個人別に配膳するメニューに切り替えた。

 この日は同ホテルの開業日でもある。神戸ポートアイランド博覧会を開催した1981年3月9日に開業して39周年を迎えた。今後1年かけて開業40周年のキャンペーンを展開する計画だ。第1弾として「感謝」のサンキューに引っ掛け、各レストランで割安感がある3900円のランチセットの提供を始めた。レストランの席はゆとりのある配置にして、感染拡大の防止にも配慮。新型コロナの影響が出る中にあっても、少しでも来館者を呼び戻したい考えだ。

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