井戸兵庫知事、新型コロナ「イベント損害や雇用など課題」 知事会が国に要望も

20200303井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は3日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ外出の自粛などを巡り「準備をしてきたイベントが延期になったことによる損害への対応や、雇用の維持なども共通の課題になる」といい、5日に東京で開く全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部の会議で、国への提案・要望として取りまとめる見通しを示した。このほか、小中学校などの一斉休校によって仕事を休んだ親への休業補償なども、提案・要望に改めて盛り込むとみている。

 このほか井戸氏は、中小企業が制度融資を利用する際の保証料率に影響する、信用保証協会から日本政策金融公庫に支払う保険料の一段の引き下げにも言及した。経済産業省は新型コロナの影響を受けた中小企業向けの資金繰り支援として2日から「セーフティネット保証4号」の適用を実施。すでに制度融資の保証料率はある程度引き下げられたが、井戸氏は「もっと下げてもいいのではないか」「ゼロにしてもらってもいいと思っている」と主張した。

 加えて、病院で患者の隔離を目的に設置する「陰圧設備」について「すでに発注していても3月31日までに設置されないと補助対象じゃない、とするのは運用があまりにも杓(しゃく)子定規」といい、柔軟な運用を国に要請したいという。さらに国がメーカーに増産を要請したマスクなど医療用具の在庫状況などについて「フォローをきっちりしてほしい」とも指摘。マスクなどを「ネットで転売している人もいるらしいが、このような時にアコギなことをしないように国も指導をしてほしい」とも話していた。

 兵庫県では2月29日に西宮市で1人、3月3日に神戸市で1人が新型コロナに感染したと判明している。

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