神栄が米国での訴訟で和解 コンデンサー取引で、和解金で特損3億2000万円

 神栄と神栄テクノロジーなど子会社3社は2日、コンデンサー取引をめぐる米国での集団訴訟などのうち、コンデンサーの直接購入者を原告とする集団訴訟で和解したと発表した。原告であるコンデンサーの購入者は、コンデンサー取引で米国の反トラスト法に違反したとして、神栄など4社を含む日系のコンデンサーメーカーに損害賠償を求めていた。和解は日本時間1日付で合意した。

 神栄グループはフイルムコンデンサーメーカーとして訴訟の対象になっていたが、違法行為はなかったと主張。証拠の開示など訴訟の手続きを進めていた。だが訴訟の早期終結などを目的に、295万ドル(約3億2000万円)の和解金を支払うことを決めた。裁判所の承認を受けて、最終的に和解が確定するという。神栄によると、複数ある同種の訴訟のうち、今回は中核的な案件で和解に結びついたという。

 和解金の3億2000万円は、2020年3月期に特別損失として計上する。同社は19年4〜12月期の段階で、すでに弁護士費用2億600万円を計上していたが、今後発生が見込まれる費用の計上も検討するとしている。同社は、1月31日に発表した19年4〜12月期決算で、20年3月期の最終損益が3億円の赤字(前期は3億9600万円の赤字)になる予想を据え置いていた。この予想に和解金は織り込んでいないとしている。

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