久元神戸市長「芸術と政治・行政の関係を学びたい」 フランス大使と会談

20200229仏大使会談

 神戸市の久元喜造市長(写真左)は28日に神戸市役所で、ローラン・ピック駐日フランス大使(同右)と会談し、「フランスにおける芸術・文化のあり方、あるいは芸術・文化と政治や行政との関係についても学んでいきたい」と述べ、行政による文化振興について、文化の先進国であるフランスでの方法を研究したいとの意向を示した。久元氏は「日本では芸術・文化と政治との関係が、まだあまり整理されていないということが昨年も明らかになった」とも話した。

 ジャーナリストの津田大介氏が国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で芸術監督を務め、従軍慰安婦を象徴する少女像などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」が一時中止に追い込まれたことなどを念頭に、久元氏は話したとみられる。神戸市でも現代美術の屋外展示企画「TRANS-(トランス)」の関連行事として計画し、津田氏が参加する予定だったシンポジウムを中止した経緯があった。

 一方、ピック駐日大使が、2016年に久元氏が訪仏した際の感想を求めると、久元氏は研究機関が集積するグルノーブルを訪れたことを説明。「研究の内容が実用的で企業のニーズを踏まえていると感じた」という。そのうえで「神戸も医療産業都市を展開しているので、フランスのとてもレベルが高いヘルスケア分野などで、交流や共同研究をさらに強化できれば」などと話した。

 ピック氏は神戸を訪れたことに伴い神戸市役所の久元氏を表敬訪問した。久元氏との会談後、兵庫県庁を訪れて井戸敏三知事とも会談した。

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