神戸市、新型肺炎で3月3〜15日に臨時休校 企業に在宅勤務など対応要請へ

20200228久元神戸市長

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、神戸市は3月3〜15日に市立の小中学校、高校、高等専門学校、特別支援学校を臨時休校にする。28日午前に久元喜造市長(写真)が記者会見して発表した。市立幼稚園については、家庭で保育できない幼児を預かる。私立幼稚園には、市立幼稚園と同様の措置を取るよう要請する。保育園については市立、私立とも臨時休業を実施しない。

 安倍晋三首相が27日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、全国の小中学校と高校などに臨時休校を要請すると表明したことに対応する。神戸市も28日付で文部科学省から教育委員会に、臨時休校について要請があったという。学童保育は小学校3年以下の低学年を対象に、夏休みなど通常の長期休暇と同様、午前中からの保育を実施する。4年生以上は小学校で預かる。市立図書館、公民館、博物館など社会教育施設は3月3〜15日に閉館する。

 久元市長は、政府からは3月2日から休業するよう要請があったが、「今回の措置は突然のことだったので、最小限の準備期間が必要」と指摘。「3月2日の月曜日にしっかり準備をしてもらう」と説明した。加えて「保育園や学童保育は休業しないが、感染のリスクを減らすため、できるだけ家庭保育をすすめたい」と強調。企業には休暇の取得や、在宅勤務などの対応を要請する方針も同時に表明した。

 学童保育の職員を確保するため、施設職員の人件費については神戸市単独の予算で特例加算(民間施設には特別補助等)を実施する。学童保育の職員人件費は期間中、「通常の1.5倍を検討している」という。これらを含む新型コロナウイルス対策に関連する補正予算をできるだけ早く編成し、現在開会中の議会に追加提案する考えだ。久元氏は補正予算について「1億円を超える規模になる見込みで、多くは学童保育の職員確保にかかる費用になるだろう」との見通しを示した。

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