NEC、顔認証技術で通学児童を見守り 六甲ケーブルで実証・定期券も不要に

20200228実証実験概要

 NECは27日、神戸市、阪急阪神ホールディングス傘下の六甲山観光と連携して、六甲山観光が運営する六甲ケーブルで通学する児童を対象に顔認証技術を使った見守りサービスの実証実験を実施すると発表した。児童が改札を通過する際に、あらかじめ登録した連絡先にメールが届くことで保護者を安心させる。本人が判別できるため定期券も不要になる。

 神戸市は先進的な技術を活用した社会課題を解決する「BE Smart KOBE」の一環として位置付ける。一方でNECにとっては公共交通機関を使った見守りサービスを実施するのは初めて。これまでNECは顔認証技術を施設の入退場管理といったセキュリティ対策や、決済サービスなどに応用してきた。実証実験を通じて生体認証の用途を拡大し、新たなサービスの開発につなげる。

 六甲ケーブルの改札口にタブレットを設置。児童は通過する際にタブレットのカメラで顔を映してボタンを押すと、登録された本人かどうかを認証する。本人が確認できればメール送信するとともに、ケーブルカーに乗ることができる(概念図=NEC提供)。神戸市立六甲山小学校に通学する約30人が、実証実験への参加を希望しているという。

 もっとも実証実験は3月2〜13日の2週間を予定している。安倍晋三首相が27日の新型コロナウイルス 感染症対策本部で、全国の小中学校と高校などに臨時休校を要請すると表明した。六甲山小学校も休校になる可能性があり、実証実験は延期や見送りもあり得る。

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