買い物と健康度の相関関係は? シルタスが神戸で実証実験、3月から

20200221シルタス画面例

 栄養素分析のスタートアップであるシルタス(東京都港区)は21日、食品の購入履歴データを健康管理に活用するための実証実験を3月18日から神戸市内で始めると発表した。食品の購入履歴を栄養素に変換するスマートフォンのアプリを通じたサービス「SIRU+(シルタス)」を活用。実際の食事データと身体データを並行して取得し、相関関係を分析することで、健康管理に活用できるかなどを検証する。(図は「SIRU+」の画面例=シルタス提供)

 神戸医療産業都市が市民の健康な生活につながる製品、サービスの事業化を支援する「ヘルスケアサービス開発支援事業」の一環。体験者は神戸市内に13店舗あるダイエーで、ワオンポイントカードを利用して食品を購入すると、自動で購入履歴を栄養素に変換して記録する。一方、実際の食事や体重などの身体データは、神戸市が住民向けに提供する健康管理アプリ「MY CONDITION KOBE(マイ・コンディション神戸)」から取得する。

 体験者はマイ・コンディション神戸の利用者など100人を予定しており、21日に募集を開始した。調査期間は1人あたり14日。3月18日から4回、シルタスが開催する説明会を兼ねた身体測定会に参加した人から順次、実証実験に参加する。集まったデータは神戸学院大学栄養学部の鳴海愛子助教らが中心になって分析する計画だ。調査結果は何らかの形で成果として公表する予定。

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