ケンミン食品、新ブランド「お米のめん」で3商品投入 ビーフン用途拡大ねらう
- 2020/02/20
- 21:58
ビーフン国内最大手のケンミン食品(神戸市中央区)は3月1日に、基幹商品であるビーフンの新ブランド「お米のめん」をスタートさせる。「お米100%ビーフン」「ライスパスタ」「スープ専用ビーフン」の3商品(写真)を同時に発売し、従来のビーフンなどからパッケージも一新。統一感のあるデザインを採用した。小麦粉を使わない「グルテンフリー」であることや、食後に血糖値が上がるスピードが緩やかな「低GI食品」であることも明記。健康的な食品であることを打ち出した。
3月8日で創業70周年を迎えるのをきっかけとした新ブランドの立ち上げで、一段の消費者への浸透をねらう。「ケンミン坊や」など従来のシンボルを引き継ぐ一方で、「コメ袋」をイメージしたクラフト紙調のデザインと、コメつぶの形状をデザインしたロゴを配置して、めんの原材料がコメであることを強調した。さらに「お米100%」「もっちり食感の生めん風」といった商品特徴をパッケージの1カ所にまとめて掲載。他のめん製品との違いをわかりやすくした。
「お米100%ビーフン」は6年ぶり、「ライスパスタ」は8年ぶりのパッケージデザインの変更。「スープ専用ビーフン」はブランド立ち上げと同時に投入する今回の新製品だ。いずれもパッケージには、赤や黄色といった中華料理を連想させる色は、あえて使わなかった。中華食材としてだけでなく「さまざまな工夫によって、幅広いジャンルの料理に使ってもらうことを意識した」(高村祐輝社長)と用途拡大もねらう。同社が考案したレシピもホームページなど通じて順次提供する。
全国のスーパーマーケットや量販店などで販売する。「お米100%ビーフン」は内容量が150グラムと300グラムの2種類。希望小売価格は税別210円、340円だ。「ライスパスタ」は250グラム、同300円。「スープ専用ビーフン」は150グラム、同210円。いずれも賞味期限は製造から2年。
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