神戸2021世界パラ陸上、9月17〜26日に開催 室伏・山本両氏アンバサダーに
- 2020/02/17
- 21:18
2021年秋に神戸市須磨区のユニバー記念競技場で開催を予定している、障害者の陸上競技大会「神戸2021世界パラ陸上」の開催日程が、21年9月17〜26日の10日間に決まった。17日に神戸市役所で開催した組織委員会の第2回総会で、「国際パラリンピック委員会(IPC)と組織委の間で日程について9日付で正式に合意した」と、事務局である神戸市が報告した。21年9月12日に各国の選手団が来日を開始し、最終出国日が同28日になるスケジュールを予定する。
総会では2020年度の事業計画と収支予算を承認した。大会に向けた施設や受け入れ態勢の整備、1年前のイベント、ボランティアの募集といった準備を進めるほか、準備に関する各種報告書をIPCに提出することなどを確認した。加えて神戸市が競技場の改修計画を報告。手すりや天井ブロックの追加などバリアフリー改修、大型映像表示装置の更新、写真判定装置など必要な装置の購入などを予定する。
加えてアンバサダー(広報大使)として、04年のアテネ五輪でハンマー投げ金メダルを獲得し、日本選手権では2014年まで20連覇を達成した室伏広治氏、08年の北京パラリンピック走り幅跳び銀メダルを獲得した山本篤氏を選任。組織委で会長を務める日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長(写真、右から3人目)から、アンバサダーの委嘱(しょく)状を手渡した。
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