三宮再開発 JR三ノ宮の南側広場を都市計画決定へ・神戸市20年度予算

20200215三宮再開発

① 新バスターミナル第1期
② 新バスターミナル第2期
③ 三宮クロススクエア(東側)
④ JR新駅ビル・JR三ノ宮南側駅前広場
⑤ さんきたアモーレ広場・サンキタ通り
⑥ 三宮交差点・三宮東交差点の歩道橋でエスカレーター設置
(図は神戸市の発表資料より)

 神戸市が14日に発表した20年度予算案では、JR三ノ宮駅南東でのバスターミナル建設や、三宮交差点を歩行者中心の広場「三宮クロススクエア」にするなど、三宮再開発に関連する予算を駅周辺で27億4700万円計上した。このうち図の④で示したJR三ノ宮駅の南側広場について、都市計画決定に向けた設計費用として1000万円を計上。神戸市は広場と同時にJR三ノ宮駅の新駅ビルについても年度内の都市計画決定に、こぎ着けたい考えだ。

 JR三ノ宮駅の新駅ビルについてはこれまで、神戸市も土地の持ち主であるJR西日本も「協議中」として計画を明らかにしてこなかった。神戸市によると「駅の公共空間」について両者の協議が続いていたという。ただ来年春には神戸阪急ビル東館の開業が迫り、バスターミナル第1期(図の①)も事業協力者の三菱地所らが建築デザインに坂茂氏を起用すると決めるなど具体化が進む。JR三ノ宮駅は計画が見えない中で、旧駅ビルの解体だけが進んでいるのが現状だ。

 これまでにJR西日本は、三ノ宮駅の駅前広場で温泉の掘削に成功しており、充実した宿泊施設などの建設が想定される。一方、神戸市はオフィスビルを建設すると固定資産税などを半額にする制度を創設。商業・業務機能の充実にもつなげいとみられる。さらに駅ビルの南側に広場を設けると、三宮クロススクエア(図の③)との相乗効果で開けた駅前空間を作ることができる。都市計画決定に向けた設計で、神戸市の中心市街地である三宮の新しい顔が、ようやく見えてくる公算だ。

 このほか20年度は、さんきたアモーレ広場・サンキタ通りで工事に入る。神戸阪急ビル東館のオープンに合わせた21年春の完成に向け、工事費用など7億円を計上した。神戸阪急ビルから生田筋まで約300メートルあるサンキタ通りでは、新しいさんきたアモーレ広場と調和した一体的な舗装と照明で、一定時間に貨物車を通行させる以外は歩行者専用の道路に整備し直す計画だ。阪急神戸三宮駅の高架下にある、神戸阪急ビル西館も同時にリニューアルが進む。

 このほか19年度に設計費用を計上した、三宮交差点と三宮東交差点へのエスカレーター設置(図の⑥)には、工事費用4億円を20年度に計上した。同年度内の完成を予定する。

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