神戸市20年度予算案、一般会計3.3%増の8387億円 投資的経費伸び2年連続増

20200214神戸市予算案

 神戸市は14日、一般会計を今年度の当初予算比3.3%増の8387億円とする2020年度予算案を発表した。2年連続の増額予算で、一般会計の規模は阪神・淡路大震災の復興基金に大幅な支出があった2005年以来の高水準になる。三宮再開発や駅前の再整備、国の補助金も活用した防災・減災対策などで投資的経費が増加した。保育定員の拡大や幼児教育・保育の無償化などで扶助費も増える。予算案は18日に開幕する神戸市議会で審議する。

 一般会計の支出のうち62.2%を占める義務的経費は、今年度比0.9%増加して5092億円を見込む。人件費が減少するほか、低金利で公債費もわずかながら減少。扶助費も生活保護費は減少し、より保育所の運営費など子育て支援に関係する費用の比率が高まる。投資的経費は19年度に続けて増額。16.5%増の901億円になり、一般会計に占める割合は10.8%と全体の1割を超す水準に膨らむ。

 一方、収入では主力の市税収入が0.7%減の3063億円と、5年ぶりに減少する見込み。税率引き下げを受けて法人市民税の減少などが響く。家屋の新増築などが増えて固定資産税が増える。個人所得の増加を受け、個人市民税の税収も増えるが補いきれない見通しだ。神戸市債での資金調達は1022億円と、19年度当初予算に比べ94億円(10.2%)増やす。

 特別会計と企業会計も含めた全会計ベースでは3.3%増の1兆8591億円になる。特別会計では、被保険者数の減少で国民健康事業費が減少。建設費が減少する市営住宅事業費なども減少し、特別会計の12会計の合計で1.4%減の6078億円。企業会計は、北神急行線の市営化に伴う資産取得などで高速鉄道事業会計が51.3%増の769億円に膨らむなどで、全体として13.5%増の3496億円になる。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告