住友ゴムの今期、純利益2.9倍に 前期に減損損失を計上の反動で

20200213住友ゴム決算

 住友ゴム工業は13日、2020年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2.9倍の355億円になりそうだと発表した。前期に生産拠点など海外資産の減損損失を合計182億円計上した反動で、対前年比では大きく伸びる。年間配当金は前期据え置きの55円(うち中間25円)を予定する。営業利益は前期比63%増の540億円を見込む。

 売上高は2%増の9100億円になる見通し。このうちタイヤ事業は2%増の7840億円を見込む。世界でタイヤの販売本数は前期比3%増の1億2765万本を想定。国内、海外とも市販タイヤの販売増を見込む。ただ販売価格の下落などが利益を圧迫するほか、外国為替市場では円安・ユーロ高などが逆風になる。年平均の為替レートは対ドルで110円、対ユーロで120円を想定した。

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大している影響については、今期の予想に織り込めなかった。同社は中国に2カ所のタイヤ生産拠点がある。春節(旧正月)の連休が延長されたことで生産が一時停止したほか、景気が冷え込んで販売に影響する可能性も残るが、現時点では算出できないとみている。

 同時に発表した2019年12月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ67%減の120億円だった。1月30日に示した予想(110億円)はやや上回った。売上収益は微減の8933億円、営業利益は42%減の330億円と、1月30日の予想並みになった。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告