日本製麻の4〜12月期、最終損益トントン マット事業の不振続く

20200212日本製麻決算

 日本製麻が12日に発表した2019年4〜12月期の連結決算は、最終損益がトントン(前年同期は1100万円の黒字)だった。食品事業はレトルト食品などを中心に改善したが、自動車用マット事業の不振が続いたのが響いた。経常利益の段階では赤字になったが、子会社など少数株主(非支配株主)に帰属する損失を除き、日本製麻の株主に帰属する利益としては赤字を回避した。

 売上高は4%減の28億円、営業損益は400万円の赤字(前年同期は3600万円の黒字)になった。事業(セグメント)別の売上高は、自動車用のマット事業が5%減の13億円。軽自動車や小型車などの低価格品の比率がさらに高まり、採算が悪化。さらに生産拠点であるタイの労働法改正で、退職給付引当金の増額など人件費の上昇が利益を圧迫した。食品事業は3%減の9億2700万円。産業資材事業は2%減の5億5200万円だった。

 20年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は引き続き1600万円の黒字(前期は損益トントン)を見込む。3月期末の配当計画は引き続き「未定」とした。

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