ネスレ日本、社長に深谷常務執行役員が昇格 高岡社長は「定年」退職

20200212ネスレ深谷氏

 ネスレ日本は12日、常務執行役員の深谷龍彦・飲料事業本部長(46、写真=ネスレ日本提供)が4月1日付で社長兼CEO(最高経営責任者)に昇格する人事を発表した。高岡浩三社長兼CEO(59)が3月30日で60歳になるのを機に、従業員同様に「定年」の形で退職する意向を示したため、後任に深谷氏を充てる。高岡氏は会長や顧問などには就かず、3月31日付で取締役も辞任する予定だ。

 深谷氏は同社の主力事業であるコーヒーの「ネスカフェ」事業を長くけん引した。多くの実績を残したとして、高岡氏が後継者に推せん。スイスのネスレ本社も適任と判断し、社長就任が決まった。ネスレ日本の生え抜きで初めて同社の社長になった高岡氏から、2代続けての生え抜き社長になる。

 深谷龍彦氏(ふかたに・たつひこ) 1996年関学大商卒、ネスレ日本入社。2008年飲料事業本部コーヒーシステム部部長、13年ネスレ(スイス)ゾーンAOAアシスタントリージョナルマネジャー、16年ネスレ日本常務執行役員飲料事業本部長。大阪府出身。

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