川西倉庫の4〜12月期、純利益14%増 前年同期に災害で特損
- 2020/02/10
- 22:18

川西倉庫が10日発表した2019年4〜12月期は、連結純利益が前年同期比14%増の3億1500万円だった。前年同期に台風を受けた災害による損失1億2800万円などを特別損失に計上したのがなくなり、反動で増益になった。
売上高は3%増の181億円、営業利益は14%減の4億9300万円だった。国内で前期に新倉庫が稼働したこともあり、コーヒー豆や食料品の取り扱いが堅調に推移したのが増収につながった。一方で、貨物が一時に集中した際の再保管経費や、保管拠点間などを輸送する「横持ち」の費用がかさんだのが響いた。
20年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は40%増の4億6000万円を見込む。12月までの進捗率は68%になった。
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