神戸空港、20年度の設備投資19億円を計画 滑走路舗装や商業エリアなど改修
- 2020/02/08
- 00:13
神戸空港を運営する関西エアポート神戸は2020年度に、総額19億円の設備投資を実施する計画だ。19年度に続いて滑走路の舗装改修や、ターミナルビルで耐震化を目的とした天井の改修、商業エリアの改修などを予定しているという。投資額は19年度の当初計画である11億円から、8億円積み増した。関西エアポート神戸が7日までにホームページを通じて明らかにした。
20年度の旅客数は中期計画で示した376万人を見込む。運用規制の緩和による便数増などで、今年度予想の348万人から8.0%増加する。3月末から航空各社が適用する夏ダイヤでは、緩和された運用規制の上限である40往復に到達する予定。便数増に加えて高水準で推移する利用率(提供座席数に対する搭乗者の比率)もあって、旅客数の増加は続く見通しだ。
20年度の収支計画は、税引き利益が19年度予想比で4.3倍の2億2300万円を見込む。売上高に相当する営業収益は6%増の29億8100万円と増加するが、営業費用は4%減の25億2800万円に抑えられる想定になっている。
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