六甲バター、今期税引き益31%減の見通し 神戸工場の償却負担などで

20200207六甲バタ決算

 六甲バターは7日、2020年12月期の単独税引き利益が前期比31%減の6億8000万円になる見通しだと発表した。健康志向の高まりに加え、自宅などでの「家飲み」の浸透によるおつまみ需要の増加がチーズ、ナッツともに追い風で増収を見込む。ただ、昨年4月に稼働した神戸工場(神戸市西区)の償却負担が重荷になるうえ、物流費の上昇や原材料価格の上昇も逆風になる。年間配当金は20円(中間なし)と前期据え置きの計画。

 売上高は前期比3%増の555億円、営業利益は37%減の14億円を見込む。原料チーズは生乳生産量の減少傾向が続く国産品、国際的な需要の高まりで輸入品ともに価格が上昇して、調達環境は厳しいという。一方で、生産効率の工場をめざし、従来の稲美工場(加古郡稲美町)から神戸工場への生産ラインの移設を進めている。20年度中には移設が完了する予定だ。

 同時に発表した19年12月期の単独決算は、税引き利益が前の期比67%減の9億8000万円だった。神戸工場の償却負担が増えたうえ、物流コストの上昇など外部環境も悪化した。同社は1月31日に前期の業績予想を下方修正していた。

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