兵庫県内の日本酒54銘柄が集まる試飲会 元町3丁目商店街で14・15日

 兵庫県酒米振興会と全国農業協同組合連合会・兵庫県本部(JA全農兵庫)は14〜15日に元町3丁目商店街(神戸市中央区)で、兵庫県内の酒造会社32蔵が生産した54銘柄が集まる日本酒の試飲会「酒米で味わう地酒飲みくらべ in 神戸元町2020」を開催する。すべて兵庫県内で栽培した酒米を原料にした日本酒を飲みくらべできる。酒米の品種ごとにブースを展開。それぞれの味わいの違いを楽しめるようにする。

 兵庫県は日本酒を醸造するのに適したコメ(酒造好適米、いわゆる酒米)の生産で、国内の約4分の1を占める最大の産地だ。日本酒の生産量でも国内で4分の1を上回る国内首位の酒どころ。全国展開する灘の酒ばかりでなく、地元だけで流通する「地酒」も豊富だ。さまざまな味わいの多様な日本酒を飲み比べる機会を作ることで、豊かな日本酒の文化を多くの人に知ってもらい、産地や日本酒をPRしたい考えだ。

 今回登場する酒米の品種は「山田錦」「五百万石」「兵庫夢錦」「兵庫北錦」「フクノハナ」「白鶴錦」「兵庫錦」など。試飲はチケット制で、500円の5枚つづりを販売する。1杯およそ60ミリリットルで、銘柄によってチケット1〜3枚が必要。おでん、つくね串、岩津ネギのネギ焼きなど、日本酒に合う兵庫県産の食材を使った、元町商店街の店舗などによるおつまみの屋台も並ぶ。

 このほか酒造り唄やバイオリン演奏などの音楽ステージ、兵庫県産の酒米について学べるパネル展示なども予定している。14日は午後4時〜8時、15日には午後1時〜6時に開催する。

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