川重株が大幅高、値上がり率10位 今期営業益の上方修正に意外感

20191231神戸株ワッペン

 6日の東京株式市場では川重(7012)が大幅高。終値は前日比187円(8.63%)高の2353円と、東証1部の値上がり率ランキングで10位に顔を出した。相場全体の上昇を追い風に前場から堅調だったが、後場に入って一段高の展開。東証昼休み時間中に2019年4〜12月期の連結決算を発表したのがきっかけだ。同時に20年3月期の営業利益見通しを上方修正したことで、買いの勢いが加速した。営業利益は前期比6%減の600億円を見込む。従来予想の560億円から減益幅が縮小する。

 建機向け油圧機器は一部の船舶用機関や部品など、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた中国での事業への不透明感などを背景に、同社株は1月下旬以降、下落基調を強めていた。このため上方修正には意外感があったとの声もが多い。もっとも上方修正の主因は、民間航空機向け製造分担品のコストダウンという。米ボーイングが主力機「787」の減産を表明する中で、来期につながる要因と受け止められるか現時点で微妙。売上高や純利益の予想は据え置いており、買いが継続するか見極めが必要とみられる。

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