ワールドの4〜12月期、純利益30%増 在庫管理強化で採算改善・進捗率97%

20200203ワールド決算

 アパレル大手のワールドが3日発表した2019年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比30%増の118億円になった。ブランド事業で在庫管理の強化で値引き販売を抑制し、採算が改善したのが寄与した。婦人靴の神戸レザークロスを買収したことで、負ののれん発生益も計上した。

 売上収益は2%減の1825億円、営業利益は11%増の169億円になった。10月の消費税率引き上げ以降、全般的に消費を抑制する傾向になった影響を受けたほか、記録的な暖冬でコートなど重衣料が振るわなかったのが減収要因。気温の影響を受けにくい生活雑貨ブランドなどは堅調だった。事業分野別の売上収益は、ブランド事業が1.2%減の1696億円、デジタル事業が0.8%増の184億円、プラットフォーム事業が6.4%減の819億円だった。

 2020年3月期の連結業績予想は11月6日の発表を据え置いた。純利益は前期比33%増の122億円を見込む。進捗率をみると4〜12月期で既に通期予想の約97%に到達しているが、「暖冬傾向が続いており事業環境が厳しいうえ、新型肺炎の影響なども見極めづらく不透明感が大きい」(コーポレートコミュニケーション部)として、通期予想の修正を見送った。

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