シャルレ、今期税引き益94%減に下方修正 支店統合費用で特損1億円
- 2020/02/01
- 20:34

婦人下着の訪問販売が主力のシャルレは1月31日、2020年3月期の単独税引き利益が前期比94%減の1300万円にとどまる見通しだと発表した。従来予想の4000万円から下方修正し、減益幅が拡大する。同社は4月1日付で国内に8カ所ある支店を、東西2拠点に統合する予定。廃止する支店の現状復帰工事や移転費用、固定資産の除却費用などで1億円を特別損失に計上する。
売上高は5%減の157億円、営業利益は61%減の1億4000万円を見込む。従来予想は165億円、1億円だった。売上高は昨年リニューアルした化粧品や、アウターなど衣料品の販売が振るわなかったことが主因。ただ人員減や旅費などの販管費を削減するなど、費用の支出計画を見直したことで営業費用を抑えた。
同社は2月13日に、2019年4〜12月期決算を発表する予定だ。
- 関連記事
-
- アサヒHD、非鉄業界初の「グリーンボンド」発行 3月に50億円を起債へ (2020/02/01)
- アサヒHD、今期純利益4%増に下方修正 北米の金銀製錬事業で減損 (2020/02/01)
- シャルレ、今期税引き益94%減に下方修正 支店統合費用で特損1億円 (2020/02/01)
- GセブンHDの4〜12月期、純利益24%増 通期予想据え置きで進捗率97%に (2020/02/01)
- 六甲バタ、今期税引き益67%減に下方修正 新工場稼働で燃料動力費が増加 (2020/02/01)
広告
chevron_left
アサヒHD、今期純利益4%増に下方修正 北米の金銀製錬事業で減損 home
GセブンHDの4〜12月期、純利益24%増 通期予想据え置きで進捗率97%に
chevron_right