三宮再開発 三宮プラッツ「毎日何かがある空間に」・4月から運用開始
- 2020/01/31
- 01:05
神戸市は、神戸市中央区三宮町にある半地下広場「三宮プラッツ」の活用事業者に、イベント企画・制作のバニラシティ(神戸市中央区)を選んだと発表した。4月から同社による運用を開始し、「毎日何かが行われているような空間」をめざす。三宮プラッツは三宮〜元町を結ぶ三宮中央通りと、三宮〜新港地域を結ぶ京町筋が交わる場所にある。継続的にイベントなどを開催することで新たな人の流れを作り、三宮や元町を訪れる人の回遊性向上をねらう。
三宮プラッツは地下駐車場への歩行者出入り口に通じる地下通路と、地上とを結ぶ出入り口だ。ただ立地の良さに加えて、ちょっとした広場として利用できるほどの広さもある。このため2016年に「三宮プラッツ」と名付け、にぎわいを創出するのに活用する方針が決まった。現在はシンボルになる多数の鏡を合わせたような屋根と、階段をベンチ化するなどの工事が進んでおり、3月にも完成する予定だ。(完成予想図=神戸市提供)
4月にはオープニングセレモニーを開催する。平日は旧居留地のオフィス街で働く人が休憩して気分転換したり、買い物客が子供を安心して遊ばせられる場所として使えるようにする。週末は近隣の商店街や企業と連携したイベントや、催事スペースとして貸し出し、情報発信の場として定着させたい考えだ。夜間には夜遊び経済(ナイトタイムエコノミー)の活性化につなげる企画なども検討しているという。
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