石原ケミカル株が4日続落 キザイ買収の関連費用で4〜12月期の販管費増

20191231神戸株ワッペン

 28日の東京株式市場では、ハンダめっき液大手の石原ケミカル(4462)が4日続落。終値は前日比64円(3.27%)安の1893円と、ややきつめの下げになった。取引時間中の午後2時半に、2019年4〜12月期決算を発表すると下げに転じ、急速に下げ幅を拡大。一時は1860円と昨年12月3日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値を付けた。19年4〜12月期の連結純利益は前年同期比26%減の7億8700万円。20年3月期通期では増益を確保する見通しを示していたことから、想定以上に収益が悪化した印象になったという。

 19年4〜12月期の販管費が前年同期比11%増の29億円と膨らみ、利益を圧迫した。同社は19年10〜12月期に、めっき薬品を製造・販売するキザイ(東京都中央区)を買収。販管費の増加は前期から続く物流価格の上昇に加え、買収関連費用を計上したのが響いた。売上高は増加を確保したが、これにキザイの寄与もあったという。同社は2020年3月期の連結業績予想を据え置いたが、純利益は11億円の見通しに対して12月までの進捗率が67%。4分の3に相当する75%を下回っており、収益の下振れ懸念が出やすいのも同社株に売りが出た一因のようだ。

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