19年の国内ケミカルシューズ生産額、2年連続で前年比減 組合員数6社減少

20200125ケミカルシューズ生産額

 日本ケミカルシューズ工業組合(神戸市長田区)が24日に発表した、2019年の国内ケミカルシューズ生産額は18年に比べて8.7%減の330億6000万円だった。2年連続で前の年を下回り、過去10年の最低を更新した。主力製品である婦人靴の減少が目立ったうえ、子供靴も生産減が続いた。紳士靴はわずかながら増加したが、補えなかった。

 品種別の生産額でみると、全体の約8割を占める婦人靴が前年比11.1%減の261億7600万円だった。子供靴は3.5%減の9億3400万円。一方、紳士靴は1.5%増の49億5000万円。特殊靴は1.4%増の10億円だった。

 生産数量は7.6%減の1309万8000足だった。生産額と同じく2年連続で減少した。このうち婦人靴は10.1%減992万4000足だった。日本ケミカルシューズ工業組合の組合員数は19年12月末時点で85社と、1年前(91社)に比べて6社減少した。

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