ルワンダ「250スタートアップス」参加企業が説明会 神戸情報大学院大学で

20200122ルワンダスタートアップ

 アフリカ中部ルワンダのスタートアップ企業5社による事業説明会が21日、神戸市中央区の神戸情報大学院大学で開かれた。国際協力機構(JICA)がルワンダのIT起業を支援する「ICTイノベーションエコシステム強化プロジェクト」を通じて展開する、スタートアップ育成プログラム「250スタートアップス」の一環だ。ルワンダで普及が進むITを活用し、社会課題の解決にもつながる新たな事業に取り組む5社が、事業モデルなどを説明。協業や投資を呼びかけた。

 今回来日した5社はいずれもルワンダ特有の状況に根ざした事業を展開する。農家向けの資金集めと農業指導のプラットフォームを構築する「ファームパル」は、同国の小規模農家が資金と技術を持っていないため生産量が低迷している状況の改善をめざす。水質を計測するセンサーをネット接続して、養殖場の水質をいつでも確認できるようにした「アクア・サフィ」は、ルワンダの養殖魚は管理が行き届かず約半分が死んでしまう問題の解決につなげる。

 このほか子供向けオンライン・プログラミング教室の「コデック」、誰が作ったか分からない料理を敬遠するルワンダ人向けシェフ派遣サービスの「モイラ」(写真)、約30%と低い自動車運転免許の仮免許試験で試験対策ができるアプリの「イチザミニ・オンライン」も参加。説明会は東京都、京都市、福岡市でも開催し、事業のパートナーを探す。今回の神戸での日本側の参加者は約30人、4カ所合計で約150人が参加する見込みだ。

 「250スタートアップス」の参加企業が来日するのは昨年1月、9月に続いて3回目。半年間のプログラムで、受講した10社のうち優秀だった5社の事業説明会を日本で開催する。ルワンダICT商工会議所のサージ・ルサガラITハードウエア&ソフトウエア開発部会部長はあいさつし、「ルワンダは小さな国だが可能性は大きいと思っている。東アフリカ各国で待っている1億4000万人のクライアント(顧客・消費者)にぜひ注目してほしい」と話していた。

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