沢の鶴、13人のアーティストがラベルをデザイン 新宿の伊勢丹で展示・販売
- 2020/01/15
- 22:44
日本酒の蔵元「沢の鶴」(神戸市灘区)は15日、ビンに貼り付けるラベルをアーティストがデザインする「THE ART LABEL SAKE プロジェクト」を通じて作成した日本酒の販売を始めた。さまざまなジャンルの13人のアーティストが参加し、全部で14種類のラベルを作った。アートと日本酒がつながることで生まれる新たな可能性を探る。(写真は作成したラベルを取り付けた商品=沢の鶴提供)
東京都新宿区の百貨店「伊勢丹新宿店メンズ館」のギャラリー「ART UP(アートアップ)」で同日から展示。日本酒のラベルといえば、毛筆で銘柄名が描かれるケースが多かったが、グラフィックデザイナーやイラストレーター、靴のデザイナーなど幅広いアーティストがラベルを手がけることで、従来のイメージを一新する。
参加したアーティストは伊藤桂司、宇野亜喜良、永井博、根元敬、ヒロ杉山、溝渕珠能、三原康裕、師岡とおる、Brandon Breaux、Dante Carver、RUMINZ、Toyameg、NO COFFEEの13人。日本酒「純米酒 山田錦 ART LABEL」は720ミリリットル入りで、価格はいずれも1万1000円(税込み)だ。日本酒は伊勢丹新宿本館・地下1階の酒類売り場で販売する。
展示は2月4日まで。伊勢丹では同時にラベルの元になったアート作品も展示、販売する。アート作品は受注生産のため3月中旬ごろの受け渡しになるとしている。
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