関西エアポート神戸の19年4〜9月期、税引き益9%増 旅客数が過去最高

 神戸空港の運営会社である関西エアポート神戸(神戸市中央区)が発表した2019年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比9%増の2億200万円だった。堅調な航空需要と、定期旅客便の便数規制が緩和されたことで、旅客数が前年同期比6%増の170万人と、過去最高を記録。発着回数の増加や、売店の利用増などが寄与した。

 売上高に相当する営業収益は4%増の14億円、営業利益は4%増の3億5100万円だった。自治体や経済団体などが5月に開催した関西3空港懇談会では1日の発着枠を60便から80便に増やすことで合意。これを受けて8月からスカイマークが神戸便を増便した。関西エアポート神戸も事業計画を見直し、9月に神戸市に提出していた。

 関西エアポート神戸は、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)の完全子会社。関西エアポート神戸の新しい中期計画によると、20年3月期の旅客数は348万人と、前期比9%増を見込む。

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