兵機海運、神戸港で危険物あつかう新倉庫 兵庫埠頭物流センターが14日開業

20200107兵庫ふ頭地図

 兵機海運はかねて神戸港の兵庫ふ頭(神戸市兵庫区)で建設していた、危険物をあつかう新倉庫「兵庫埠(ふ)頭物流センター」を14日に開業する。約1万5000平方メートルの敷地に3棟の新倉庫が完成し、このうち2棟で燃えやすい固体や、引火しやすい液体などの危険物を保管できる。危険物の保管に関するコンプライアンス(法令順守)の強化や保管拠点の多様化などを背景に、高まっている危険物倉庫の需要に対応する。(図は兵庫ふ頭と新倉庫の位置=兵機海運提供)

 危険物倉庫はA棟、B棟とも約1000平方メートルの平屋。消防法で第2類の可燃性固体と、第4類の引火性液体を受け入れる。将来は第5類の自己反応性物質にも対応する予定だ。3階建てで延べ床面積7200平方メートルの一般倉庫では、2階に15度の定温庫も設置した。このほか敷地内にはバンプール(空コンテナ置き場)、野積み場を併設する。公共岸壁に隣接する立地で、保管した貨物を内航、外航の貨物船にすぐに積み込むこともできる。

 同社は2018年5月に倉庫3棟の建設を発表。当初は3棟すべて平屋での建設を計画したが、同年9月の台風による高潮被害が発生。防災機能の強化を目的に、1棟を2階建てなどにすると19年4月に発表していた。総投資額も当初の約9億円から約18億円に積み増していた。

 同社としては昨年8月に開業した姫路港飾磨地区(姫路市)の倉庫に続く、2カ所目の危険物倉庫になる。コンプライアンス面に加え、ドライバー不足を受けてより利用者に近い場所に保管拠点を設ける需要などで、このところ危険物倉庫の需要が増加しているという。

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