シスメックス、「血液のがん」遺伝子診断薬を発売 1日付で保険適用

 シスメックスは6日、「血液のがん」と呼ばれる造血器腫よう性疾患のうち「真性赤血球増加症」「本態性血小板血症」「原発生骨髄線維症」の診断薬「ipsogen JAK2 DX試薬」を、保険適用を受けた1日付で発売したと発表した。診断に有用とされる遺伝子「JAK2」を血液の細胞から抽出し、どの程度変異しているかを測定して判断する。年間5000〜6000人が発症する希少疾患とされる。保険適用を受けることで受診機会を増やすのと同時に、従来に比べて患者の負担が小さい新たな診断方法があることを発信する。

 今回対象にする3種類の疾患はこれまで、血球数の異常などによって疾患が疑われる場合、医師が患者の髄(ずい)液を採取し、髄液を目視して診断を付けていた。だが、血液から抽出した遺伝子の検査によって、患者には身体的な負担が大きい髄液の採取が不要になる場合もあるという。2018年12月19日に厚労省から製造販売承認を取得していた。1回の検査で保険点数は2504点になる。

 今回の発売による2020年3月期の連結業績への影響は軽微としている。

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