井戸兵庫知事「平穏願うも厳しい現実に覚悟」 ヴィッセル優勝でも・新年祝賀会

20200106合同祝賀会

 兵庫県、神戸市に加え、神戸商工会議所など経済17団体は6日、神戸市内のホテルで新年合同祝賀会を開催した。国内外の行政関係者や経営者ら約1600人が参加。神商の家次恒会頭が音頭を取って「灘の酒」で乾杯し、2020年の神戸経済の発展を願った。(写真は鏡開きの様子)

 あいさつした兵庫県の井戸敏三知事は、1月1日にサッカーJ1のヴィッセル神戸が天皇杯で優勝を決め、チームとしては初の「優勝」称号(タイトル)になったことで「神戸、兵庫にとっては嬉しい新年になった」と新たな年への期待を述べた。一方で日産自動車のゴーン元会長による海外逃亡や、米国によるイラン精鋭部隊司令官の殺害など「驚かされる事件があった」という。「今年も平穏を願うが、いったん急を告げると何が起きるか分からないという、厳しい現実を認識しておく必要があると覚悟を決めた」と話していた。

 久元喜造神戸市長はあいさつで、神戸市が手がけている陸海空の交通網の充実、交通網の結節点としての駅の整備、新産業の育成に言及。そのうえで「これまでの神戸のものづくりの伝統を生かしながら、次世代産業として航空機産業、水素産業、海洋産業クラスターの形成という道筋を描き、神戸経済の活性化を経済界のみなさま方とともに進めていきたい」と、選挙演説さながらに力を込めて語った。

 関西総領事団の団長に今年着任したオーストラリアのローソン在大阪総領事は、阪神淡路大震災から25年が経過することに触れ「今年も世界が安全で、平和と環境が保たれることを心より願ってやまない」と述べた。加えて「関西総領事団は関西にある世界各国の代表の集団として、さまざまな観点から関西を世界をつなげてまいりたい」と、団長就任の抱負も語った。

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