海外市場で円急伸、一時1ドル=107円台に上昇 イラン情勢警戒

 海外の外国為替市場で円が急伸した。3日のロンドン市場やニューヨーク市場の取引時間帯に一時1ドル=107円80〜90銭と、昨年10月上旬およそ3カ月ぶりの円安・ドル高になった。対ユーロでも、1ユーロ=120円10〜20銭と、12月上旬以来ほぼ1カ月ぶりの円高・ユーロ安になった。

 米国防総省が2日、イラン革命防衛隊の精鋭組織に所属する司令官を殺害したと発表した。イランが強く反発するのは必至で、米国とイランの関係が急速に悪化するとの見方が浮上。欧米の金融市場ではリスク回避の動きが広がり、金利低下の余地が相対的に乏しく下落しにくい「安全通貨」とされる円が買われた。

 3日の米株式相場は大幅に下落した。原油価格は上昇し、指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は3日、期近物が1バレル63ドル前後で取引されたもようだ。週明け6日の東京株式市場や東京外国為替市場などに、株安・円高の影響がありそうだ。

 円高傾向が定着すると、輸出が多い神戸港を通じた貿易にも響く可能性が高い。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告