久元神戸市長「神戸は国際都市という感性を捨てないと」 競争環境きびしい

20200101久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真=資料)は1日に放送したサンテレビの番組で、神戸の国際的な地位向上について「まず神戸は国際都市だという、あぐらをかいたような感性を捨てないといけないと思う」との認識を示した。そのうえで「かつては港から全部のものが入ってきたが、いまは空港から高級ワインやオマール海老が入ってくるし、ネットでいろんな情報が入ってくるので、日本のすべての都市が国際都市」と指摘。さらに「アジア・パシフィック地域の大都市は、国際社会の中でどれだけ名誉ある地位を築こうかということでしのぎを削っており、そういう厳しい競争環境の中にあるというのを認識しないといけない」と述べた。

 そうした中で、神戸市には今年夏にも国連機関の「国連プロジェクトサービス機関(UNOPS、ユノップス)」が、同機関と連携するスタートアップ企業を育成する拠点「グローバル・イノベーション・センター(GIC)」を開設する予定。昨年1月に米コンサル大手マッキンゼーが神戸市内に研修センターを開設したことなどを紹介。市役所でも「米国、英国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、エチオピアといった外国籍の職員を採用し、市役所の職員と一緒にグローバルな対応に取り組む施策を展開している」と説明した。

 さらに久元氏は「神戸からグローバル社会に育つような(人材を輩出する)都市であるということ」「外に対して開かれることで、世界中から優れた人材が神戸に集まるような都市をめざす」と強調した。

 同じ番組に出演した神戸商工会議所の家次恒会頭が三宮周辺にオフィスが必要と指摘したのを受けて、「令和2年度(2020年度)予算で、神戸市で独自に都心などでのオフィス供給を進めるための支援策を考えたい」とも話していた。

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