UCC、食品初の「色彩のみからなる商標」登録 缶コーヒーの茶色・白・赤

20191230UCC商標

 コーヒー大手のUCC上島珈琲(神戸市中央区)は同社のロングセラー商品である缶コーヒー「UCCミルクコーヒー」で使用している、茶色、白、赤の3色が「色彩のみからなる商標」として登録されたと発表した。登録は11月29日付。文字や形を伴わない色彩のみを登録した商標は、食品業界では初めて。国内でも8番目になる。(図は缶コーヒーと登録した商標=UCC提供)

 UCCミルクコーヒーは1969年に発売。70年の大阪万博をきっかけに全国的に普及し、世界的にみても缶入りコーヒーの先駆けになった。当初から、缶は一貫して茶色、白、赤の3色を基調にデザインしており、50年が経過した。この3色が商品を想起させる、高い識別性を持つと特許庁は判断し、UCCの登録を認めたようだ。

 正確な色彩の組み合わせは、茶色が「PANTONE:471」、白色が「RGBの組み合わせでR255、G255、B255」、赤色が「PANTONE:485 2X」としている。配色は、上から順に茶色が商標の25パーセント、白色が同30パーセント、赤色が同45パーセントだ。

 「色彩のみからなる商標」は15年4月から特許庁が受付を開始。第1号として17年2月28日付で、トンボ鉛筆(東京都北区)の消しゴムに使う「青、白、黒」の3色と、セブン-イレブン・ジャパンが小売業などで使う「白地にオレンジ、緑、赤」の2件が登録された。このほか三井住友フィナンシャルグループの緑と黄緑の組み合わせなども登録されている。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告