7〜9月期の兵庫県GDPは実質1.2%減 米中摩擦による輸出減が影響

20191227兵庫県7-9月期GDP

 兵庫県が27日に発表した2019年7〜9月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2011年基準)が4〜6月期との比較で1.2%減少した。年率換算では4.9%の減と、18年7〜9月期(実質年率5.0%減)と大きな減少になった。支出の項目別に見ると、民間最終消費支出(個人消費)は5四半期ぶりに前期比増だったが、外需等(純移出等)のマイナス寄与が大きかった。

 輸出も含めた県外への移出は7〜9月期に名目値で436億円。4〜6月期の同1182億円から大幅に減少した。米中貿易摩擦を受けた海外景気の減速で、輸出が減少したのが影響した可能性が高い。支出の約6割を占める個人消費は実質0.3%増にとどまり、政府支出、民間企業の設備投資ともにマイナスが続く中で輸出の現象がGDP全体を大きく押し下げたもようだ。

 生活実感に近いとされる、物価変動を考慮しない名目GDPは5兆4098億円と、前年同期に比べ3.1%増加した。前年同期を上回ったのは3期連続だ。

 全国統計では内閣府が9日に発表した19年7〜9月期の実質国内総生産(改定値、季節調整済み、2011年基準)成長率は、前期比0.4%増(年率換算で1.8%増)と4期連続プラス成長だった。

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