NTT西日本、六甲山上の光回線を20年内に整備 神戸市が補助金対象に選定
- 2019/12/26
- 22:59
神戸市は26日、六甲山上の再活性化に向けた課題とされている光回線でのインターネット通信サービスについて、整備費用の補助金を支給する事業者に「西日本電信電話(NTT西日本)兵庫支店」を選んだと発表した。24日に選定委員会を開き、応募があった2社のうちから選んだ。NTT西日本は2020年内に整備を終え、六甲山上でも市街地同様のネット通信環境を整える。
現在の六甲山上では光回線が通じていないうえ、高速通信が可能な携帯電話の電波も届きにくい。このためQRコードを使ったキャッシュレス決済など、インターネットを使ったサービスを快適に利用しづらい環境だ。光回線が通じることで、こうした課題を解決。さらにネットを通じて仕事をする人や企業の誘致によって、遊休施設の活用にもつなげる。
現在の六甲山上では光回線が通じていないうえ、高速通信が可能な携帯電話の電波も届きにくい。このためQRコードを使ったキャッシュレス決済など、インターネットを使ったサービスを快適に利用しづらい環境だ。光回線が通じることで、こうした課題を解決。さらにネットを通じて仕事をする人や企業の誘致によって、遊休施設の活用にもつなげる。
光回線の敷設は3月に決定した「六甲山グランドデザイン」にも盛り込んでいた。神戸市は光回線の敷設費用に対し、2億円を上限とした補助金支給を条件に事業者を募集。選定委では、提案の具体性や敷設後に提供するサービスの魅力に加え、行政のコスト負担がより少なくなる点などを評価して、NTT西日本兵庫支店を選んだとしている。
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