ケンミン焼きビーフン、米国で1月発売 初の海外販売・30年に海外1500万食へ

20191225米向け焼きビーフン

 ビーフン国内最大手のケンミン食品(神戸市中央区)は25日、主力の味付き即席ビーフン「ケンミン焼きビーフン」を米国全土で2020年1月1日に発売すると発表した。同製品を日本以外で販売するのは初めて。米国はアジア系の移民が多いこともあり、もともとビーフン市場が日本の3倍と大きい。具材と一緒に炒めるだけで簡単に調理できる即席ビーフンの投入で、海外市場の開拓に弾みを付ける。(写真は米国販売用のパッケージ=ケンミン食品提供)

 健康志向の高まりなどを背景に、コメの麺であるビーフンが小麦を使わない「グルテンフリー」食品として関心を集めている。味付けに使うしょう油も、小麦粉を使用しないものを採用。米国のグルテンフリー認証団体の認証も取得し、小麦アレルギーやグルテンフリーに関心を持つ消費者にも対応した。高級スーパーなどで販売し、店頭価格は2〜3ドルと国内(希望小売価格115円)よりも高くなる見込み。

 国内向けに販売している製品には鳥肉系や豚肉系の調味料を使用しており、これが米国で輸入規制の対象だ。今回、魚介系の調味料で国内向け同様の味や風味を実現できたことで、米国での販売が可能になった。店頭での試食販売や、SNS(交流サイト)などを通じたネット上での広告も展開し、米国の消費者に訴求する。2020年は全米で100万食を目標に販売する。

 20年に初頭にはアラブ首長国連邦のドバイ向けにも出荷を開始する計画だ。その後は香港、シンガポールへと展開し、さらには欧州でも販路の確立をねらう。2030年には海外販売を1500万食と、19年現在の国内と同規模程度に拡大したい考えだ。

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