井戸兵庫知事、2万人規模のアリーナ整備を検討の意向 「世界大会できる施設」
- 2019/12/23
- 23:36

兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は23日の定例記者会見で、2020年からの「リーディングプロジェクト」(主要施策)の1つに大規模アリーナ(体育館)の整備を挙げた。「国際大会が誘致できる拠点施設を兵庫に1つ持つ必要があるのではないかと、関係者から熱望されている」と述べ、適切な場所や規模の調査に入る意向を表明した。規模については「2万人以上ぐらいの観客が入らないと興行が成り立たないともいわれている」とも述べた。臨時客席を設置しても5000席程度のブルボンビーンズドーム(三木市)は「苦戦している」という。
5ヘクタール程度の広さが必要で、2万人規模の観客を誘導するため交通の利便性も欠かせない。明石公園(明石市)が候補地ではないかとの記者の質問には「候補の1つであることは確かだが、史跡エリアだと文化財調査が必要になるだろうし、実際に作れるという保証はない」という。「三木の防災公園の中も候補だが、アクセスが弱いという問題がある」「尼崎21世紀の森では、大阪府が万博記念公園(吹田市)にアリーナを作る計画で、少し近すぎる」とそれぞれ指摘。「そういったところも含めて、検討を始めたい」と語った。
20年度予算案には「検討費用ぐらいを計上するかもしれない」と述べた。
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