神鋼環境、カンボジア首都の2万人に水道水供給を開始 同社初の水道事業が稼働

20191223神鋼環境竣工式

 東証2部上場の神鋼環境ソリューションと、カンボジアで農場経営や土木建築工事などを展開する企業グループ「ソーマグループ」との合弁会社が、首都プノンペン市の一部地域で約2万人を対象とした水道水の供給を開始した。このほど浄水場が完成し、10日から順次配水を開始している。カンボジアの工業手工芸省と20年間の契約で、取得した独占水道事業権に基づく水道事業だ。

 日本企業がカンボジアで初めて展開する水道事業で、神鋼環境としても国内外で初めての水道事業が本格的に稼働した。神鋼環境によると13日に開催した浄水場の完成式典には、プラシッド工業手工業相や、三上正裕在カンボジア日本大使らが出席。政府関係者や現地従業員らも含め約300人が参加したという(写真=同社提供)。

 水道事業を展開する合弁会社は「ソーマ・コベルコ・ウォーター・サプライ」で、神鋼環境とソーマグループが折半出資した。事業権を取得した地域は首都カンボジア北西部で、メコン川の中州であるコーダック地区とコーオクニャティ地区だ。神鋼環境とソーマの合弁会社は、メコン川の水を神鋼環境の水処理技術で浄化。飲料水として戸別給水する。

 カンボジアの地方都市では上水道の普及率が50%以下と低いが、政府は25年までに全国民に水道供給を目指している。神鋼環境は今後もカンボジア国内で水道事業の拡大をめざすほか、その他の東南アジア各国では浄水場プラントなど上下水道システム事業の受注増をねらう。

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