銀色の風船137個ふわふわ 三宮本通商店街で「三宮ロトンドロンド」

20191220三宮ロトンド

 神戸市中央区の三宮センター街に並行する商店街「三宮本通商店街」では20日から、約150メートルの商店街に137個の銀色の風船を並べるアート「三宮ロトンドロンド」が始まった。見た目を圧倒する鏡のような表面の風船がふわりふわりと風にゆれ、歩く人々を驚かせていた。写真を撮る人や、風船に触れて通り過ぎる人など、普段は見慣れない商店街の景色を多くの人が楽しんだ。22日まで。

 空気よりも軽い気体を詰めて上昇する風船を、路面からワイヤーを伸ばして固定する。ワイヤーの長さを変え、足元から大人の目の高さあたりまで、様々な位置で風船が揺れるようにした。非日常のアートを商店街に取り込むことで、普段は別の道路を通る人を商店街に呼び込んだり、商店街での滞留時間を長くして、新たな店との出会いの機会を作ったりするのがねらいだ。

 今回と同様の銀色の風船を使った社会実験を米ニューヨークで実施した、建築家の津川恵理さんに商店街の振興組合が連絡を取り、実現した。先進的な経済活動を支援する神戸市の「Be Smart Kobe(ビー・スマート神戸)」と、アメリカンエキスプレスとJCBが連携して中小規模の小売店を支援する「SHOP LOCAL(ショップローカル)」の支援も受けた。同時に商店街を撮影し、通行者の動きや感情などをAI(人工知能)で解析する社会実験の機能も備えた。

 当初は通行の邪魔になるという指摘も懸念されたが、通りがかる人たちは非日常の空間をおおむね好意的に受け入れたようだ。風船は割れる可能性もあるが、振興組合の役員らが交代で監視して、通行人らの安全を確保する。最終日の22日には午後6時半ごろから、今回使用した風船を先着順で配布する。飛ばされたり、割れたりして数が減らなければ、先着137人に配布できる見通しだ。

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