アシックス、世界最大のIT見本市「CES2020」に初の本格出展

 アシックスは19日、米ラスベガスで2020年1月7〜9日に開催する世界最大の家電・ITの見本市「CES2020」に出展すると発表した。スポーツシューズにデジタル技術やデータ解析技術を応用した、技術開発への取り組みを中心に展示する。これまでに小規模な出展の経験はあったが、商品やサービスのコンセプトなどを発表する本格的な出展は初めてだ。

 展示ブースには「ASICS ENERGY RESEARCH LAB」(アシックス・エナジー・リサーチ・ラボ)と掲げる。ランニングシューズの技術開発での重要な研究成果として、効率的な走行動作を自然に促すことで消費エネルギーを最小化する技術「Energy Saving Technology」を、実演をまじえて現地でアピールする。このほか同社のデジタル技術を活用して、スポーツの充実感を高める取り組みなども紹介する計画だ。

 「CES」は例年、1月早々に開催。多くのメーカーがCESに合わせて新製品を発表するなど、世界的にみて最も注目度の高い国際見本市の1つだ。期間中は広田康人社長、アシックススポーツ工学研究所の原野健一所長、アシックスデジタルの近藤孝明CEO(最高経営責任者)らも現地に飛び、米国内外の購買担当者らに同社の製品やサービス、今後の開発方針などを訴える。

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